信州の自然やイベント

2018年4月16日 松本桜めぐり①

弘法山・薄川堤防

弘法山(4月3日)

松本市街地の南東部に位置する弘法山は、松本市民にとって、もっともメジャーなお花見スポットのひとつです。標高650mの弘法山には、斜面を覆い尽くすように桜が植えられ、桜の時期は、山がまるごとピンクに染まります。

弘法山の山頂には松本平最古の古墳があり、今の松本市南部を支配していた首長が埋葬されていると考えられています。古墳は大きさ約66mの前方後方墳、3世紀末頃に作られたもので、東日本でも最古級とされています。鏡などの出土品は県宝に指定されており、松本市立考古博物館に展示されています。

山頂から西の方向を見渡すと、足元に桜、その向こうに松本の市街地が一望できます。天気がいい日には北アルプス峰々を遥かに望むことができます。

登り口

山頂への登り口。歩道は北側と南側に2ルートあり、この日は斜面の比較的緩やかな南側から登りました。

山頂へ出発

桜アップ

山頂までの歩道の両側には、ソメイヨシノ、ヤエザクラなどが植えられており、夜にはライトアップが行われます。

弘法山の桜

山頂の古墳1

桜を楽しみつつ山頂に到着。古墳時代前期に作られた古墳は、埋葬者が支配した地域を広く見渡せるような小高い山に築かれることが多いそうです。

山頂の古墳2

市街地一望

山頂から西を眺めると、市街地が一望できます。少し霞がかかっていましたが、山頂に雪を残している北アルプスを眺めることができました。

北アルプスを望む

芭蕉の句碑1

こちらは、登り口近くにあった芭蕉の句碑。「そばはまだ花でもてなす山路かな」。

芭蕉の句碑2

桜で覆われた弘法山

弘法山を街中から見たところ。桜で覆われ、山が丸ごとピンクになっています。


薄川堤防(4月3日)


薄川(すすきがわ)は、松本市東部の三峰山を源流とし、松本市中条地籍で田川に合流する一級河川です。松本市街地を流れる下流域では、約2kmに渡り堤防に桜が植えられています。

堤防沿いの桜

この日も、堤防沿いにズラリと連なる桜の様を楽しむ人の姿が、あちらこちらで見られました。歩道が整備されているので、川沿いをのんびり散歩するのもおすすめです。
また、夏には、花火大会が行われ、夏の風物詩を楽しみに大勢の人が集まります。

堤防からの北アルプス

万葉集の歌碑

万葉集の歌碑。「信濃なる筑摩の川のさされしも君し踏みては玉とひろはむ」
意味を調べてみたところ「信濃の筑摩の川の小石でさえ、あなたが踏んだ石ならば、玉と思って拾いましょう」といった内容のようです。
※筑摩は松本市市街地にある地名です。

万葉東歌の秀歌

松本桜めぐりAでは城山公園の桜などを紹介します。